元気発見団−奥大井移動編集局

(平成17年8月28日 静岡新聞朝刊掲載)

手もみの技じっくり 中川根で親子体験

石山さん(左から2人目)の説明を受け、手もみに挑戦する親子=中川根町藤川

 静岡新聞社・静岡放送は27日、地域交流プロジェクト「元気発見団!奥大井」の一環として、夏休み親子体験会「お茶博士になろう!」を、中川根町藤川の山香荘(やまかしょう)茶園で開いた。

 静岡市や島田市などから小中学生の親子20人が参加。奥大井の豊かな自然の恵みとも言えるお茶の歴史や製法をテーマに、同茶園園主の石山貴美夫さん(51)が指導した。

 親子らは、製茶工場に足を運んだ後、手もみに挑戦。石山さんから「どんなに製造の機械化が進んでも、手もみ技術はおいしいお茶を作る基本として、受け継がれなくてはいけない」などと説明を受け、もみ切り、転繰(でんぐり)、こくりなどの独特の技法で、水分を絞りながら、茶葉を細く伸ばした。丹精込めてもみ上げたお茶は乾燥後、それぞれ自宅に持ち帰った。

 中学校の総合学習で、お茶をテーマに勉強しているという栗田雄旭君(13)=静岡市=は「普段は当たり前のように飲んでいるお茶ですが、手もみで仕上げると、本当に大変なことが分かりました」と話していた。



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