ビオトープに野草植え込み  沼津・ふじのくにゆうゆうクラブ

(平成17年3月29日 静岡新聞朝刊掲載)

植え込み作業に取り組む参加者=沼津市アクアプラザ東側の遊水池
 県生涯学習振興財団が小中学生を対象に開講している「ふじのくにゆうゆうクラブ」の浮島沼再発見講座が26日、沼津市アクアプラザ東側の遊水池で開かれた。小学生や保護者ら約50人が、遊水池のビオトープで野草の植え込み体験作業を行った。
 植えたのは、市内の埋め立て予定地に生えていたノウルシやヒキノカサなど約20種類、300株。参加者は長靴を履いて池の中に入り、約2時間かけて野草を植え込んだ。
 同講座は今後も開催され、季節の花や植物をビオトープ内に植える予定。講師の鈴木昌宙さん(63)は「1年中見ごろの花を楽しめる空間にしたい。子供たちが大人になった時に思い出深い土地となり、自然を大切にしてもらえたら」と話した。

「レジ袋廃止を徹底」 浜松で資源の循環利用について考えるシンポ

(平成17年3月28日 静岡新聞朝刊掲載)

資源の循環利用について現状や課題を意見交換するパネリストら=浜松市旭町のフォルテ
 資源の循環利用について考えるシンポジウム「わたしたちで進めよう!資源循環」(浜松市主催)が26日、浜松市旭町のフォルテで開かれた。
 昨年、同市が策定した資源循環促進基本計画「市ごみダイエットプラン」について、市民に理解を深めてもらうのが狙い。パネルディスカッションが行われ、市の担当職員とリサイクル活動に取り組む市民グループの代表ら5人がパネリストとして登壇した。
 パネリストは4月から市内2カ所に設置される資源物の回収場「リサイクルステーション」やスーパーのレジ袋について意見交換した。レジ袋の現状について、「消費者グループ連絡会」の土屋京子代表は「レジ袋の廃止を徹底するべきではないか。企業や行政、市民の連帯が必要」と指摘した。「ごみ減量やらまい会」の山中恵美子代表も「リサイクル率の底上げを図るには、リサイクルショップなど市民が楽しく取り組める方法を取り入れるべき」と強調した。
 このほか、冒頭では昨年10月に行われた「マイバッグデザインコンテスト」の表彰も行われ、同市富塚町の主婦森田博子さん(63)が受賞した。会場では森田さんがデザインしたマイバッグの配布も行われた。

地元の子供と浅畑川をきれいに 静岡東RC

(平成17年3月28日 静岡新聞朝刊掲載)

河川敷のごみを集める参加者=静岡市麻機の浅畑川
 静岡東ロータリークラブ(山崎善利会長)は27日、静岡市麻機の浅畑川で地元の子供たちと一緒に清掃と植樹を行った。
 同クラブのメンバーをはじめ、南沼上子供会の親子やNPO「麻機湿原を保全する会」など4団体約60人が参加し、麻機湿原の中を流れる浅畑川の河川敷のごみを回収した。空き缶やペットボトルが中心だが、わざわざ小さくつぶした自転車など粗大ごみも多く見つかり、2時間の作業で1トントラック2台分のごみが集まった。
 同クラブでは、平成5年から清掃奉仕活動を続けており、昨年に引き続き今年も、シダレザクラや麻機湿原の郷土種のヤナギ各10本を植えた。

潮風から花を守ろう 家族で松の苗木植栽 吉田町・県営吉田公園

(平成17年3月28日 静岡新聞朝刊掲載)

松の苗木を植える家族連れ=吉田町川尻の県営吉田公園
 吉田町川尻の県営吉田公園で27日、松の苗木植栽イベント「しずかの森づくり」が行われた。海沿いにある同公園の花や樹木を潮風から守る松林を育てようと、同公園の維持・管理を手掛けるNPO法人しずかちゃん(久保田英策理事長)が企画。地元を中心に遠くは静岡、浜松市などから家族連れ約160人が参加した。
 参加者は園内の芝生広場南側に散らばり、松くい虫の害を受けにくい高さ約50センチのテーダマツ360本と黒松200本の苗木を、手分けして植えた。苗木を固定する土に水を注ぎ、土をなじませたり、直根が曲がらないように注意しながら植樹し、総延長約200メートルにわたる松の防風林を完成させた。

水の再生、実践評価 EU各国の専門家一行、先進地三島を視察

(平成17年3月27日 静岡新聞朝刊掲載)

渡辺事務局長(左)から三島梅花藻の増殖・保護について説明を受ける一行=三島市内
 東京都内で29日に開催される独立行政法人国際交流基金主催の「日・EU市民交流記念シンポジウム」に参加するEU各国のまちづくりの専門家たちが26日、日本のグラウンドワーク活動の先進地・三島市を訪れ、源兵衛川や三島梅花藻の里などを視察した。
 一行はフィンランド、スペイン、ハンガリー、英国の大学などで環境や歴史、都市計画、地域開発、地域通貨などの研究・調査に当たる専門家5人。シンポに先駆け、世界遺産に指定された京都や広島とともに三島を視察地に選んだ。
 三島市では市民、行政、企業のパートナーシップによる身近な環境改善活動に取り組んでいるNPO法人のグラウンドワーク(GW)三島(緒明実理事長)の活動を半日かけて視察した。
 GW三島の渡辺豊博事務局長らが活動の代表的事例で、最初に手掛けた源兵衛川に案内し、水質改善を実現した再生活動を紹介。さらに絶滅した三島梅花藻の増殖・保護に取り組む拠点でも活動の経緯や成果、現状、課題を詳しく説明した。
 参加者の1人で水文化の啓発に取り組んでいる環境経済学の専門家、バルセロナ大のエンリック・テリョ教授は「水の再生が人と自然の懸け橋になる、最も優れた事例として多くの人たちに伝えたい」とGW三島の活動を評価した。

高校環境大賞に富士宮西高ワンダーフォーゲル部 静岡で授賞式

(平成17年3月27日 静岡新聞朝刊掲載)

夏休みに浜名湖花博で体験コーナー「ケナフワールド」を開催。トンボのブローチ作りなどを通して、自然環境の大切さを呼び掛けた。
 高校生の環境問題への取り組みを表彰する「第1回三井農林高校環境大賞」(三井農林主催、静岡新聞社・静岡放送後援)授賞式が25日、静岡市登呂の静岡新聞放送会館で開かれた。
 藤枝市に工場を構える同社が、高校生が環境問題への関心を高めるきっかけに―と企画した。自然環境保護活動に関する取り組みや体験から学んだことなどのリポートを県内の高校から募り、学校・学年、個人、部活動・サークルの3部門に23校から464作品が寄せられた。審査の結果、富士宮西高ワンダーフォーゲル部の「富士山清掃登山を20年間継続して」が大賞に選ばれた。
 表彰式では、審査委員長の賀好弘志社長が「環境への思いは身近なところからはぐくまれる―ということを実践しているリポートばかりだった」と講評した。入賞作品は冊子にまとめ、県内の高校に配布される。
 このほかの入賞者は次の通り。
【学校・学年部門】優秀賞 常葉学園橘1年1組▽特別賞 浜松城北工、オイスカ、長泉3年理系、静岡農、静岡西▽佳作 三ケ日、静岡工
【個人部門】優秀賞 中林由佳(小笠)▽特別賞 芹沢佳世子(不二聖心女子学院)白鳥早紀(静岡西)兼子郁矢(同)海野ひかる(同)佐藤瞬(同)望月純(同)
【部活動・サークル部門】優秀賞 加藤学園化学部▽佳作 横須賀サイエンス部、土肥理科部、下田北生物研究部


ページのトップへ