温暖化防止家庭から 榛原で説明会42家族がエコに挑戦

(平成17年6月24日 静岡新聞朝刊掲載)

地球温暖化防止に向けた取り組みについて説明を受ける参加者=榛原町役場
 家庭からの二酸化炭素(CO2)削減による地球温暖化防止を目指して、相良、榛原両町が昨年度に続いて共同実施する家庭版環境マネジメント事業「地球を元気にする家族2―2005夏のチャレンジ」の説明会が22日夜、榛原町役場で開かれた。事業に参加する両町の42家族の代表者が出席し、温暖化防止に向けた取り組みについて理解を深めた。
 同事業は県地球温暖化防止活動推進センターの指導の下、参加家族が7―9月の3カ月間、ごみの減量や省エネなどに挑戦する。説明会では、同センター側が地球温暖化のメカニズムをはじめ、地球温暖化がもたらす異常気象などの影響、CO2の排出増の現状について解説。また、ごみダイエット表の記入や毎月の電気・ガス・水道の検針票チェックなど、チャレンジ期間中の取り組みについても説明した。

ハンゲショウ、見ごろ 榛原の民家

(平成17年6月23日 静岡新聞朝刊掲載)

葉が白く“半化粧”し、見ごろを迎えたハンゲショウ=榛原町勝田
 榛原町勝田の村松憲さん(65)方の庭でハンゲショウが見ごろを迎え、地域住民の目を楽しませている。
 ハンゲショウは日本や朝鮮半島、中国などに分布するドクダミ科の多年草。夏至から11日目(7月2日ごろ)の「半夏生」のころ、上部の葉が白く“半化粧”することから名付けられた。
 村松さんは10年ほど前、親類から株分けしてもらいハンゲショウを庭の休耕田に植栽し、育てている。約50平方メートルの敷地では、1メートルほどに成長したハンゲショウが6月上旬ごろから変色し始め、今では敷地一面を白い葉で彩っている。見ごろは葉が緑変する梅雨明けごろまで続く。

3億年前の姿そのままに 「カブトエビ」出現 富士川水田 環境改善?大量発生

(平成17年6月22日 静岡新聞朝刊掲載)

約3億年前からほとんど進化せず、“生きた化石”とも呼ばれるカブトエビ
 富士川町南松野の影島和子さん(76)が管理する町内の水田で、3億年前からほとんど進化せず、“生きた化石”とも呼ばれる「カブトエビ」が一度に数百匹発生した。
 カブトエビは、天然記念物のカブトガニを小さくしたような形の淡水産生物で、ミジンコの仲間とされている。水田近くに住む佐野修さん親子が六月中旬、散歩の途中で体長約5センチ程度のカブトエビが大量に群れているのを発見した。
 元県自然環境調査員で、カブトエビの生態研究なども行う宮崎一夫さんは、「成虫の生存期間が短い上、限られた場所でしか発生しない生物。一時は環境の変化で減少したが、最近県内でも自生する姿が見掛けられている」と話している。

省エネ推進まず家庭から 県が7〜9月にアースファミリー事業を実施 冷蔵庫開閉や消灯チェック

(平成17年6月22日 静岡新聞朝刊掲載)

 
 家庭からの二酸化炭素排出量を削減するため、県は家庭で省エネを進める「アースファミリー事業」に取り組む。平成14年度からNPOや市町村と連携して始めた「家庭版環境マネジメント事業」の一環。
 県によると、県内の自家用車や家電など家庭からの二酸化炭素排出量は約737万トン(14年度)で、県全体の排出量の約2割に当たる。家庭での温暖化防止を積極的に進めるため、本年度から県地球温暖化防止活動推進センターが中心となって実施していく。
 参加する家庭を募り、7―9月までの3カ月間、冷蔵庫に開閉回数や部屋の照明の小まめな消灯など20項目のチェックシート=写真=を活用しながら、省エネに取り組む。シートは省エネのヒントなども記載し、無理なく続けられる工夫を凝らす。シートの採点結果は“通信簿”として家庭の省エネ度診断に役立ててもらう。
 県地球環境室は「日本の家庭からの排出量だけで、世界の各国で20番目ぐらいになる。家庭からの取り組みが温暖化防止の第一歩になる」と話している。
 同事業は誰でも参加できる。問い合わせは県地球温暖化防止活動推進センター[電054(271)8806]へ。

農林大学校が畜舎で屋上緑化 磐田 温暖化対策へ実験 技術開発や普及を目指す

(平成17年6月22日 静岡新聞朝刊掲載)

屋根を活用して芝などを植え、屋上緑化の実験を始めた畜舎=磐田市の県立農林大学校
 磐田市富丘の県立農林大学校(鈴木澄夫校長)は地球温暖化対策の一環として、校内の畜舎の屋上を活用した屋上緑化の実験を始めた。都市部に比べ、農業分野の屋上緑化はまだ関心が低いが、家畜の飼育環境改善の効果なども期待できるため、成果を“静岡発”の農業施設用屋上緑化技術の開発・普及につなげたい考えだ。
 同校によると、近年、農業の生産現場で地球温暖化の影響が徐々に出始めているという。畜産の場合、夏季に畜舎内が高温になると家畜が食欲不振になるなどの悪影響が出る。このため屋上での散水や畜舎内の換気などの対策が取られている。
 農林大は本年度から子牛2頭の飼育を校内で始めたため、これを契機に畜舎として活用している資材倉庫の屋上に軽量緑化工事を施工。畜舎内の温度低下など飼育環境の改善効果をはじめ、屋上緑化に使用する資材・植物に関する研究に取り組むことにした。
 研究主体は農林大と農業試験場に加え、屋上緑化に実績がある地元企業のドリームワールド(磐田市鎌田)などの民間企業四社やNPO法人が参加。既に畜舎屋上の約25平方メートルにフジコンパクト、高麗芝など四種の芝や多肉植物のセダムを敷設。施工費約60万円は民間企業が負担した。
 植物の生育状況を記録し、梅雨明けからは温度を計測して効果を実証する。鈴木校長は「屋上緑化に活用できる植物の開発は、非常に面白い研究になると思う」と期待を寄せている。

ヒラメ稚魚海にヒラリ 波打ち際に児童が放流 沼津

(平成17年6月21日 静岡新聞朝刊掲載)

バケツに入ったヒラメの稚魚を放流する子供=沼津市内浦三津
 沼津市内浦三津の海岸で20日、内浦、西浦両小学校の5年生がヒラメの稚魚の放流体験を行った。
 生きた魚を通して、子供たちに命と水産資源の大切さを学んでもらおうと、市漁業共同組合青壮年部(原田敏行会長)が開いた。
 参加した約50人の児童は、栽培漁業の活動の説明を受けた後、用意された約4000匹のヒラメの稚魚をそれぞれのバケツに入れてもらい、波打ち際で放流した。体長約6センチの稚魚を手にした児童は、「ぬるぬるしている」「かわいいね」と興味深く観察しながら稚魚が入ったバケツを傾け、波に乗って泳ぐ様子を見送った。
 ヒラメの稚魚は、約1年で30センチほどに成長するという。

アカウミガメ 3年連続、産卵確認 静岡

(平成17年6月21日 静岡新聞朝刊掲載)

卵を慎重に取り出す東海大海洋学部の関係者
=静岡市駿河区根古屋の久能海岸
 静岡市駿河区根古屋の久能海岸で20日、アカウミガメの卵119個が見つかった。市内の海岸でアカウミガメの産卵が確認されたのは一昨年、三保海岸(清水区)で確認されてから3年連続。
 市環境政策課は「砂浜が回復し、アカウミガメが上陸する環境が戻りつつあるのでは」と喜んでいる。
 同日午前4時ごろ、アカウミガメらしき足跡を発見したと、散歩していた地元住民から東海大海洋学部に連絡があった。市の担当者が駆け付け、アカウミガメ1匹の約20メートルにわたる足跡と産卵場所を確認した。東海大社会教育センター(清水区)のふ化場に移して安全に育てるため、市の依頼を受けた同学部の学生らが慎重に砂を掘り起こし、深さ約40センチの位置からピンポン球大の卵を次々と取り出した。順調に育てば約60日でふ化するという。
 市は一昨年に三保、大浜の両海岸で、昨年は三保海岸で、それぞれアカウミガメの産卵を確認している。
 市の担当者は「離岸堤の浸食防止効果などが現れ始めたのでは」と話す一方、「消波ブロックのすき間を縫って上陸するとは」と驚いた様子だった。

ササの葉使ってバッタ作り 環境問題楽しく学ぶ 富士川でイベント

(平成17年6月21日 静岡新聞朝刊掲載)

ササの葉を使ったバッタ作りに取り組む来場者
=富士川町岩淵の「富士川楽座」
 「第4回ふじかわ環境創造祭」(富士川町など主催、静岡新聞社・静岡放送など後援)が19日、同町岩淵の富士川楽座で開かれた。町内外の企業や行政、民間グループなど21団体が参加し、来場者に環境問題について呼び掛けた。
 今年のテーマは「地球温暖化防止〜風土と文化の継承〜」。自然を通して子どもの健全育成を図る「富士川っ子が育つ会」のメンバーによる、ササの葉を使ったバッタ作りなどの工作体験コーナーや、各企業が提案する家庭用省エネ商品の展示などが行われた。
 来場した親子連れなどは、環境にまつわるクイズ形式のスタンプラリーを楽しんだり、町内の小中学生が制作した地球環境保護を訴えるメッセージやポスターを見て、身の回りの自然に対する意識を深めていた。

環境プロジェクトへ融資 野外音楽イベント「ap bank」 来月22日まで募集

(平成17年6月20日 静岡新聞朝刊掲載)

 7月16日から3日間、掛川市のつま恋で、ミスター・チルドレンの桜井和寿さんら一流アーティストが出演して開催する野外音楽イベント「ap bank fes’05」(静岡新聞社・静岡放送共催)を主催するap bankの環境プロジェクトへの融資申し込みの受け付けが今月20日に始まる。7月22日(必着)まで。
 融資の条件は、自然エネルギー、省エネ、環境をテーマにしたプロジェクトであること。融資金額の上限は500万円。期間は最長10年、返済は1カ月から半年ごと。金利は1%固定。融資を受諾するまで、2回の審査が行われる。
 ap bankは、自然エネルギー促進のためのプロジェクトに融資する市民バンク。一流アーティストたちの拠出金を元に総額1億円を融資する。
 申し込みはメールのみ受け付け。詳細はap bankの公式ホームページ(http://www.apbank.jp/)で公開。希望者は「融資の条件」「融資の申し込み方法」のページを確認し、必要事項を記入してメールアドレスbank@apbank.jpへ。

清流にアマゴ2200匹放流 三島・山田川 「里山をいつまでも」

(平成17年6月19日 静岡新聞朝刊掲載)

アマゴを山田川に放つ子供たち=三島市川原ケ谷
 三島市の箱根西ろくに源を発し、大場川に合流する山田川中流で18日、地域住民がアマゴ約2200匹を放流した。清流がよみがえりつつある山田川をシンボルとして、自然に恵まれた地域の里山を次世代に残そう―と初めて行った。
 放流は、地域環境の整備計画を自ら立案するなど、古里の自然を守る活動に取り組む、造園業の加々見勝八郎さん(63)ら地域住民有志5人による「青どんぶらの会」が企画、実施した。
 河川近くの山田小と旭ケ丘幼稚園と父母たち約50人が参加。鬼石と呼ばれる巨石の上流部で、裾野市の県内水面漁連あゆ種苗センターから運ばれた7―10センチの稚魚が放流された。
 小判型のパーマークに赤い斑点が入った渓流魚のアマゴ。初めて目に触れ、手に触る子供、父母がほとんど。子供たちは大はしゃぎで「大きくなれ」と清流に放った。
 加々見さんによると、山田川は5年ほど前から上流部の環境対策が進み、絶滅したアマゴがすめる清流が戻り始めた。昨年試験的に放流し、今年の放流に結びつけた。
 放流後、加々見さんが実父が50年前に釣ったアマゴの魚拓を示しながら「以前はこの周辺ではこんなに大きいアマゴが釣れた」と説明、里山の自然の素晴らしさなどを説明した。

海亀のためにきれいな砂浜を 相良片浜小が地元の海岸を清掃

(平成17年6月18日 静岡新聞朝刊掲載)

海岸清掃に汗を流す児童=相良町片浜
 相良町立片浜小(同町片浜、松浦祐之校長)の全校児童86人が17日、児童会活動の一環として、地元の海岸で恒例の清掃活動を行った。
 児童らはごみ袋を手に約一時間、空き缶やペットボトル、ビニールごみ、たばこの吸い殻、流木などを、分別しながら袋いっぱいに拾い集めた。児童会役員の1人は「海亀が上陸できるくらいにきれいな海岸にしていきたい」と話した。

サンショウバラ見ごろ 絶滅危ぐ類の富士山固有種 富士山こどもの国

(平成17年6月14日 静岡新聞朝刊掲載)

色鮮やかな花を咲かせたサンショウバラ=富士市の富士山こどもの国
  富士市の富士山こどもの国で、絶滅危ぐU類に指定されている希少種サンショウバラが見ごろを迎えている。園内の約100本の木が交代で花を咲かせ、6月下旬まで楽しめるという。
 園内でも特に山野草が集中する「花の谷」周辺に多く分布し、高さ2―3メートルほどの低木に、1本当たり数10個の花を付けている。花は色鮮やかなピンク色で、日本のバラでは最も大きい花を咲かせるという。
 サンショウバラは富士山周辺に生息する固有種で、葉の形がサンショウに似ているのが名前の由来。咲いた花は、その日のうちにしおれてしまうため「一日花」ともいわれる。花の見ごろなどの問い合わせは同園[電0545(22)5555]へ。

川や田んぼで自由参観会 磐田・豊岡南小

(平成17年6月12日 静岡新聞朝刊掲載)

親子で川に入って水生生物を捕まえる参加者=磐田市の一雲斎川
  磐田市立豊岡南小(野中保久校長)は11日、保護者や地域住民に学校を開放する自由参観会を同市上神増の同校で行った。学年ごとにさまざまな授業を公開。学校近くの一雲斎川では3年生の児童53人が父母らと水生生物の捕獲を行い、5年生は総合的学習の一環として、近くの田んぼで田植えを体験した。
 この日は時折、雨が降るあいにくの天候だったが、一雲斎川では網やバケツを持った親子が川に入り、ハヤなどの魚類やザリガニを捕まえた。捕獲した生物は水槽で飼ったり、校内の池に放流したりするという。
 田植えはJA遠州中央の豊岡青年部のメンバー12人が指導に当たった。2クラス54人の児童がクラスごと田んぼにはだしで入り、目印に従って整然と苗を植えた。メンバーの指導で秋の収穫まで子供たちが管理に携わるという。12月に収穫祭を行う。

カモの飛来へ今から準備 湖岸のごみ拾い集め 細江・伊目小

(平成17年6月11日 静岡新聞朝刊掲載)

浜名湖岸のごみを拾い集める児童ら=細江町気賀
  細江町立伊目小の全校児童149人が10日、学校近くの浜名湖岸の清掃活動に取り組んだ。  冬場にカモが飛来する浜名湖の環境を守ろうと、10年以上前から続く恒例行事。5月から11月にかけて毎月1回、ごみ拾いを行っている。自然保護委員会が中心となって計画した。
 縦割り班に分かれた子どもたちは、約500メートルにわたって清掃作業に励んだ。5日に浜名湖クリーン作戦を実施したばかりにもかかわらず、湖岸には既にごみが点在。児童らは袋を片手に、ビニール袋や空き缶などを拾い集めていった。
 同校では7月16日、浜名湖で遠泳大会を開く。
 同委員の加茂里佳委員長(6年)は「生き物がすみやすい浜名湖をつくっていきたい」と感想を話した。

自転車こいで発電 浜松・南庄内小が環境について学ぶ

(平成17年6月7日 静岡新聞朝刊掲載)

自転車をこぎ、発電に挑戦する児童=浜松市立南庄内小
  総合学習の時間で環境について学んでいる浜松市立南庄内小(同市庄和町、小林弘直校長)の5年生25人は6日、同校で県地域温暖化防止センターの学習プログラム「アースキッズチャレンジ」の導入イベントに取り組んだ。
 児童は、CDラジカセで音楽を聴けるよう、自転車をこいで発電に挑戦したり、ごみの分別ゲームに取り組んだりして、地球温暖化を防ぐためにはどうしたらいいかについて考えた。センターの講師は「段ボールは燃えるけれど、資源ごみとして出せば、再利用できます」などと解説した。
 同プログラムでは、児童はイベントで気づいたことなどをもとに、自宅で温暖化防止の作戦会議を開く。事前に検針した1週間の電気、ガス、水道などの使用量と作戦会議後の1週間の使用量を比較し、効果を探る。
 大村郁弥君(10)は「いろんな原因があることが分かった。いつもみそ汁を残してしまうけど、捨てると水が汚れるので、全部食べるようにしたい。家では、ごみの分別に気をつけます」と話した。

「大きくなってね」 園児がコイの稚魚1000匹放流 御前崎

(平成17年6月7日 静岡新聞朝刊掲載)

「大きくなってね」と丁寧にコイの稚魚を放流する園児ら=御前崎市の筬川
  御前崎市の「新野川・筬(おさ)川の自然を守る会」(昆野守邦会長)は6日、地元幼稚園児と一緒にコイの稚魚約1000匹を放流した。園児らは小さな手で稚魚をそっとすくうと、丁寧に川に放し「大きくなってね」と笑顔で見送った。
 同会は2河川に排水する事業所など26団体で構成。放流は河川環境美化の一環で昭和59年から実施している。今年は筬川は白羽幼稚園、新野川は新野幼稚園の園児合わせて約80人が参加し、それぞれ比木の清水橋下と新野の乙満橋の上流で稚魚を放流した。
 園児らはコイを手づかみにしておっかなびっくりの様子。アメンボに驚いたり、びしょぬれになって大はしゃぎだった。昆野会長は「川の自然の大切さを知ってくれれば」と目を細めていた。

国1交差点で花を植え替え 環境先進都市目指す三島市 緑化推進の2団体表彰

(平成17年6月7日 静岡新聞朝刊掲載)

ベゴニアなどを植栽する三島花の会の会員=三島市
  花いっぱい運動を推進し、環境先進都市を目指す三島市は6日、三島花の会(遠藤節子会長)の協力で国道1号の奈良橋交差点近くの「南田町広場花壇」と谷田交差点横「にしきだ花壇」の花の植え替えをした。また緑化運動を推進した2団体を表彰した。
 「南田町広場花壇」では約30人の会員たちが参加してポーチュラカやベゴニア、アゲラタムなど約四千株を手際良く植栽した。三島市ではボランティアによる公共花壇の植え替えが10日まで続き、桜川沿いなど4カ所に約2万7500株が植栽される。
 また同日、三島緑化推進運動協議会が三島市役所で開かれ、緑化を推進した山田中学校と夏梅木環境美化の2団体に小池政臣市長から表彰状などが贈られた。山田中は自主的に地域の花壇への奉仕活動を展開した。夏梅木は町内から離れた花街道花壇の維持管理ボランティアとして活躍した。

学校花壇をバラいっぱいに 富士・原田小児童が植栽 秋開花へ手入れも

(平成17年6月7日 静岡新聞朝刊掲載)

バラの苗を校内の花壇に植える児童=富士市立原田
  みどりいっぱい富士市民の会(志田耕一会長)の「市民の花『バラ』いっぱい運動」の一環として、市立原田小のペットフラワー委員会の5、6年生14人が6日、同校の花壇にバラの苗を植えた。
 学校の花壇で小学生に市民の花「バラ」を育ててもらおうと、市や富士ばら会と協力して昨年度から実施している。運動に参加したのは市立富士中央小に続いて2校目で、富士ばら会の松田昭平会長らが苗の植え方を指導した。
 児童は花壇に深さ約40センチの穴を掘り、中に肥料を入れて土と混ぜ、白い大輪の花が特徴の富士市オリジナルのバラ「かぐや富士」など苗24本を丁寧に植えた。毎年初夏と秋の2回、きれいなバラの花が咲くよう同委員会の児童を中心に手入れするという。
 松田会長は「日光がよく当たる場所ほどたくさんの花が咲く。秋にはきれいなバラを咲かせてください」と呼び掛けた。

住民の手で“楽園”守れ 乱獲、砂浜の貧弱化…草花“SOS” 掛川の遠州灘海岸

(平成17年6月6日 静岡新聞夕刊掲載)

畑でハマボウフウを育てる鈴木武史さん。初夏に咲く白くて丸い花が特徴=掛川市大渕の「なんでもあり農園」(右)とかつては畑の厄介者だったが、海岸で減少しつつあるハマヒルガオ=掛川市浜川新田 (左)
  遠州灘海岸に生きる草花が、乱獲や砂浜の貧弱化によって危機を迎えている。掛川市では、松林と海の狭間に息づく“砂上の楽園”を守ろうと住民が保護に乗り出した。

 今年も初夏の陽光を浴びて砂丘にはハマヒルガオの群落が咲き乱れる。黄色いハマニガナや紫色のハマエンドウが草むらから顔を出し、ハマボウフウはユーモラスな白い花弁を青空に向ける。それでも、「花畑がそこらじゅうに広がった昔と比べれば随分減ってしまった」と掛川市横須賀の自営業鈴木武史さん(47)はつぶやく。
 ハマボウフウは海浜に見られる草花の中でも薬草や料理の素材として人気が高く、近年の薬草ブームの中で根こそぎ持ち去られた。一方、砂丘の貧弱化は生存環境そのものを脅かす。かつてはどこでも見られた群落が現在ではほとんど姿を消してしまった。鈴木さんは8年前からハマボウフウの栽培を始めた。
毎冬、夏に採取した種を大渕海岸にまく。強風と乾燥が襲う厳しい環境下で成長する株は少ないが、「花畑をもう一度見てみたい」と活動を続けている。
 同市の大浜海岸では同市菊浜の佐藤国雄さん(80)らの保護活動によって一部で群落が復活した。佐藤さんは「若いころはみそを持参して海に行った。
魚とどこにでも生えていたハマボウフウを摘んで昼ご飯にしたものです」と大きな砂丘に草花が生い茂った往時を懐かしむ。

 【ハマボウフウ】
 セリ科の多年草で全国の海岸に自生する。県は今春、県立自然公園条例に基づき御前崎や遠州灘海岸での採取を規制し、保護に乗り出した。

浜名湖クリーン作戦、2万4千人集う 7市町が“作戦”展開

(平成17年6月6日 静岡新聞朝刊掲載)

湖岸のごみを拾う参加者=三ケ日町宇志
  浜名湖周辺の3市6町などでつくる浜名湖の水をきれいにする会は5日、恒例の浜名湖クリーン作戦を実施した。別の日に行う1市1町を除いた2市5町(浜松市、湖西市、三ケ日町、細江町、雄踏町、舞阪町、新居町)から334団体、2万4000人余りが参加し、湖岸などの清掃作業にあたった。全体で約60トンのごみを回収した。
 三ケ日町では50団体、約3000人が早朝から浜名湖と猪鼻湖岸に繰り出した。初夏の日差しに汗をぬぐいながら作業に励み、可燃ごみと不燃ごみを分担するなどして空き缶やペットボトルなどを次々に拾っていった。
 細江町では自治会やスポーツ少年団、事業所ごとに約5800人が取り組んだ。浜名湖岸や湖に流れ込む都田川周辺、主要道路沿いなどでごみ拾いや草刈りなどを行った。浜松市舘山寺町や同市村櫛町の浜名湖ガーデンパークでは、会役員らが「ノーポイ運動」を展開。啓発物を配布し、投げ捨て防止を呼び掛けた。引佐町は7月4日、浜北市は7、8月に実施する予定。

環境保全、生活から 事例発表や功労者表彰 静岡で環境月間県民大会

(平成17年6月6日 静岡新聞朝刊掲載)

府川部長(右)から知事表彰を受ける功労者=静岡市葵区
  本年度の環境月間県民大会(県、静岡市主催)がこのほど、静岡市内で開かれた。県内の市民団体の関係者らが出席し、身近な環境保全や循環型社会の形成に向けた取り組みなどについて考えた。

 府川博明県環境森林部長は「環境問題は大きなテーマ。生活や仕事の中など身近でできることから取り組みを始め、周囲に示してほしい」などとあいさつ。環境保全活動に功労があった個人、団体に知事からの表彰と褒賞を手渡した。
 事例発表は静岡市の住みよい東新田にする会とイオンチアーズクラブ清水店の2団体が行った。このうち、イオンチアーズクラブ清水店では、小中高校生約80人が毎月1回、環境保全や地域への貢献活動、食育体験学習などの活動に取り組んでいる。発表した子どもたちは「自分たちの活動が地域の人たちに喜んでもらえるとうれしい」「森の大切さや豊かさを学んでいる。ごみを捨てない心をみんなで持ってほしい」などと呼び掛けた。
 明治学院大の辻信一教授を講師に「スローライフでいこう」をテーマにした講演会も開いた。

 表彰・褒賞を受けた個人と団体は次の通り。
 表彰 鈴木利治(ヤマハ環境管理部長)、興津川保全市民会議▽褒賞 沼津・松の実生活学校、藤枝市環境保全協議会、榛原町消費者クラブ、高須英彰(県フロン回収事業協会副代表理事)、塩谷和広(興陽製紙公害防止管理者)

掛川の自然、身近に 水田で生物観察、ホトケドジョウも確認 エコキッズ

(平成17年6月6日 静岡新聞朝刊掲載)

水田わきの水路で生き物を探すエコキッズ倶楽部の子供=掛川市内
  掛川市内や周辺地域に残る自然の観察に取り組む掛川エコキッズ倶楽部(小里務会長)は5日、水田の水路に生息する生き物の観察会を開いた。
 同市高御所の水路で、環境省のレッドデータブックが絶滅危惧(ぐ)種に掲げ、同倶楽部が保護活動に取り組むホトケドジョウの生息状況を確認した後、周辺地域の水田に繰り出し、タモ網を使っての採集と観察に臨んだ。
 参加者は、水田わきを流れる細い水路の流れに目を凝らしてメダカを追った。ほかにもドジョウ、ギンブナ、ガムシなどが網に入り、身近な場所に残る自然の貴さを再認識している様子だった。

“丹精満開”タチアオイ 駿河区東豊田小

(平成17年6月5日 静岡新聞朝刊掲載)

タチアオイの花を楽しむ児童=静岡市駿河区池田の市立東豊田小
  静岡市駿河区池田の市立東豊田小(岩城偕子校長)の花壇でタチアオイの花が見ごろを迎え、児童や道行く人の目を楽しませている。
 タチアオイは、児童や教師が手入れをする沿道の花壇一面に植えられ、5月中旬に咲き始めた。1・5―2メートルに伸びた茎からは赤や白、ピンクの花が無数に咲き誇っている。今月中旬ごろまで楽しめそうだ。

歴史研究の場、梶原山 地元生徒がごみ一掃 静岡・葵区

(平成17年6月5日 静岡新聞朝刊掲載)

梶原山の草刈りをする生徒=静岡市葵区
  静岡市立西奈中と竜爪中の生徒約180人が5日、地元の歴史研究の場として親しまれている同市葵区瀬名の梶原山で、清掃活動に汗を流した。
 今年で34回目。鎌倉時代の武将の史跡が多数あり、ハイキングコースとしても利用される梶原山に感謝の意を表そうと、西奈中学校区青少年健全育成会(岸忍会長)が参加を呼び掛け、地域住民でつくる「瀬名梶原会」や保護者も加わった。
 参加者は、遊歩道や頂上の梶原山公園に落ちている空き缶やたばこの吸い殻などを集め、かまで雑草を刈った。
 岸会長によると、最近、インターネットなどで梶原山が夜景スポットとして紹介されるようになり、来訪者とともにごみが増加しているという。岸会長は「清掃活動を通じ、地域の財産である梶原山を守るという気持ちが芽生えてくれればうれしい」と話した。

“旬”は花ショウブ 500本彩り鮮やか 富士・浮島沼つり場公園

(平成17年6月3日 静岡新聞朝刊掲載)

市民有志が植栽した花ショウブ約500本が見ごろを迎えた=富士市浮島沼つり場公園
  富士市中里の浮島沼つり場公園で約500本の花ショウブが見ごろを迎え、来園者の目を楽しませている。 同市神谷の鈴木義雄さん(78)が5年前に苗を植え、毎年本数を増やしてきた。早咲きは例年と同じく5月中旬に開花し、紫や白、黄色の花が園内を彩っている。昨年は園内を流れる小川の水量が増し、水に漬かったために一部の花ショウブが開花しなかったが、今年は水量を調節して改善したという。  大小2つの池がある同公園は、ヘラブナ釣りのスポットとして知られる。子供のころから池を遊び場にしていたという鈴木さんが釣り仲間と園内を整備し、「浮島工業団地しょうぶ園」と名付けた。周辺にはユリやアジサイ、しだれ桜などが植えられ、1年を通して花を楽しむことができる。花ショウブは今月中旬ごろまでが見ごろという。

浜名湖浄化へ2年かけ実験 「カキ殻」や袋詰脱水処理… 浜松

(平成17年6月3日 静岡新聞朝刊掲載)

浄化技術の研究成果を披露する事業者=浜松市東田町の県浜松総合庁舎
  浜名湖の浄化について、研究の成果を発表する「浜名湖浄化技術研究会」の本年度第1回研究会が2日、浜松市東田町の県浜松総合庁舎で開かれた。  県や浜名湖周辺の市町、漁協組合、学識経験者らで構成する同研究会は平成15年6月、民間企業から浄化技術を公募し、選定した約10の事業者が2年間にわたって実験を行った。  この日は「底質改善」「湖水浄化」「流入河川の浄化」「湖岸再生」の観点で、浜名湖周辺を拠点に研究に取り組んだ6組の事業者が、成果を発表した。  事業者はそれぞれ、「カキ殻」を使った浄化技術や弱アルカリ性の底質改善剤、袋詰脱水処理工法の効果などについて、さまざまな実証をもとに発表し、学識経験者らをうならせた。  同研究会は、9日の第2回研究会で全事業者の発表を終えた後、どの浄化技術を活用するかなどについて、実用化に向けて検討に入るという。 

保育園の屋上が庭になった 緑と遊び心たっぷり 富士常葉大生らが設計 静岡

(平成17年6月3日 静岡新聞朝刊掲載)

ミニビオトープの周りで交流する富士常葉大学生と園児=静岡市葵区竜南
  静岡市葵区竜南の「竜南保育園」(太田嶋信之園長)の屋上緑化工事がこのほど完成し、設計、施工を行った富士常葉大学環境防災学部(富士市大淵)の学生や卒業生らが見守る中、園児らに開放された。  同大学の山田辰美教授の設計で、今年3月から約2カ月をかけ同園南側の約80平方メートルの屋上を緑化。床は人工芝と天然芝を敷き詰め、はだしで遊べるスペースを確保した。庭の隅には自然の流木や石を使ってミニビオトープを造り、周辺にはオリーブやツワブキ、フッキソウなど約三十種類の植物を植え込んだ。中央には屋根に花や草を植え込み“緑の帽子”をかぶった木製のプレイハウスを設け、園児らの交流の場とした。  コンクリートとフェンスに囲まれた素っ気ない屋上が、緑と遊び心たっぷりの空間に様変わり。太田嶋園長は「これからも園内の緑を増やしたい。自然に触れて、より想像力豊かな子供に育ってほしい」と期待する。夏場にはコンクリートの反射が抑えられ、冷房効率が上がり省エネにも役立つという。

富士山に緑を返そう バッコヤナギ、3000本を植樹 御殿場LC

(平成17年6月2日 静岡新聞朝刊掲載)

斜面で植樹作業に取り組む参加者=御殿場市の富士山御殿場口新5合目
  御殿場ライオンズクラブ(立道幸男会長)は1日、御殿場市の富士山御殿場口新五合目で恒例の植樹活動を行った。今年で14回目。
 富士山ろくで採集したバッコヤナギを約1年半かけて育て、苗木として再び富士山に返す、同クラブの「百年の計 富士山に緑を返そう運動」の一環。クラブメンバーと県、市、玉穂財産区、五十雀山歩会、富士急行、市立西中の2年生など約300人が参加した。今年はバッコヤナギ3000本と県から提供されたフジアザミ千本が用意された。
 参加者は斜面に散らばり、昨年までに丸太で作った「苗床」に、苗木を丁寧に植えていった。

アユの餌、みんなで守れ 貝110キロを駆除 下田稲生沢中、全生徒

(平成17年6月2日 静岡新聞朝刊掲載)

稲生沢川に入り、イシマキガイを取る生徒=下田市立野
  下田市立稲生沢中生徒会(生徒140人)は1日、同校近くの稲生沢川で、4年目を迎えた恒例行事「クリーンアップ大作戦」を行った。繁殖力が強く、藻やコケ類などアユの餌を食べ尽くすイシマキガイ110・9キロを駆除した。
 当初はアユ釣り解禁日(1日)前に行う計画だったが、天候の影響で同日にずれ込んだ。生徒たちは2キロほどの範囲に分散し、水深数十センチの川の中を歩きながら、石の表面や裏側に生息する同貝を手で取り集めた。
 馬場咲綺生徒会長(3年)は「全校が協力して昨年(53・4キロ)を上回る量を取れたのがよかった」と総括した。生徒たちと川に入った稲生沢非出資漁協の野崎完組合長(66)は「古里の川への関心を高めるとともに、アユ釣りなど川での楽しみ方にも興味を持ってほしい」と話した。

富士宮市職員が「軽装」率先 ポロシャツ姿で温暖化防止PR きょうから一般に販売も

(平成17年6月1日 静岡新聞朝刊掲載)

ポロシャツ姿で公務に当たる小室市長(右)=富士宮市役所
  地球温暖化防止を率先して市民に訴えかけようと、富士宮市の小室直義市長をはじめ、市職員らは1日から、ポロシャツを着用して職務に当たる。国や県では「ノーネクタイ・ノー上着」の励行を呼び掛けているものの、「ポロシャツにまで軽装を徹底するのは珍しい」(県地球環境室)という。
 ポロシャツは半袖で、胸に温暖化防止のワッペンを付け、白やピンクなど4色を作製。背中には「ストップ温暖化」のメッセージと国の統一ロゴマークを基にした富士山のイメージ図柄をデザインしている。庁内で購入を募ったところ、計751枚の申し込みがあった。9月末までを着用期間としている。
 小室市長は「京都議定書の温室効果ガス削減目標達成のため、地方から温暖化防止のメッセージを発信すべきと考えた」と意義を強調。庁外でも市内の公務にはできるだけ着用する考えという。
 ポロシャツは1枚1460円で一般にも販売する。問い合わせは富士宮市生活環境課[電0544(22)1131]へ。

美化作戦に住民“総動員” 水窪町全域で展開

(平成17年6月1日 静岡新聞朝刊掲載)

道路脇のごみを集める中学生ら=水窪町内
  水窪町統一美化運動が29日、町内全域で行われた。住民総出の態勢で1時間半にわたり清掃活動を行った。
 午前9時、同報無線で清掃の開始が告げられると、住民がビニール袋を手に通りに出て、各地区ごとにごみを拾い始めた。
 町の玄関口ともいえる本町地区の国道152号では、多くのドライバーが行き来する交差点や町の観光案内板付近を中心に落ち葉や空き缶が集められた。
 分別したごみは町が回収して水窪・佐久間クリーンセンターに運んだ。

ヒナ12羽すいす〜い ビオトープにカルガモの巣 榛原 愛らしい姿に住民笑顔

(平成17年6月1日 静岡新聞朝刊掲載)

地元の町内会有志が整備を進めているビオトープ。奥のアシ原が営巣地=榛原町坂部(上)と用水路を仲良く泳ぐカルガモの親子(下)
  榛原町坂部の深谷地区で地元住民の有志が整備を進めているビオトープでこのほど、カルガモの営巣が確認された。ふ化したひな12羽が親鳥の後について近くの用水路を泳ぐ愛らしい姿が数日前から見られるようになり、住民らの心を和ませている。
 カルガモの巣は5月初め、ビオトープ周辺で草刈りを行っていた坂部第二町内会一班の良知衛班長や良知貞男会長らが奥のアシ原で見つけ、保存して成育を見守ってきた。ビオトープは地元の休耕地を有効活用してホタルやメダカなどが生息する里山づくりを目指そうと、同班の有志10人が今年から休耕地を借りて整備を進めている。4月には約100平方メートルの棚田をつくり、浜名湖花博の会場に植栽されていた5種類の花ハスを譲り受け、植え付けた。
 良知会長は「ビオトープでのカルガモの営巣は、里山の環境保全の大切さを教えてくれていると思う。ひながカラスなどの天敵に襲われないか心配だが、今後も成長を温かく見守りたい」と話している。

オオムラサキ羽化 ピーク時は150匹に 富士宮の佐野さん飼育

(平成17年6月1日 静岡新聞朝刊掲載)

佐野さん方で羽化したオオムラサキ=富士宮市大岩
  富士宮市大岩の佐野利正さん(79)方で飼育しているオオムラサキの今シーズンの1匹目がこのほど、羽化した。6月には羽化が盛んになり、ビニールハウスの育舎内で150匹ほどが飛び交うようになるという。
 オオムラサキは鮮やかな紫色の羽を持つことで知られる日本の国チョウ。幼虫はエノキの葉を食べ、1年ほどで羽化する。同市富士見ケ丘の富士見小と佐野さんら地元住民の保存会がそれぞれ、保護に取り組んでいる。
 佐野さんは富士見小の校歌にも歌われるオオムラサキが自然の中で見られなくなったため、26年前から飼育を続けている。富士見小の児童とPTAでつくるオオムラサキ委員会による飼育の支援にも当たっているという。


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