平成16年以降の振り込め詐欺被害増加を受けて、各金融機関はさまざまな対策に乗り出しています。チラシやステッカーでの呼びかけや職員への意識徹底により、被害者がATM機で現金を振り込む直前に声掛けをし、被害を未然に防いだケースも多く見られます。中でも大きな動きは、ATM機前での携帯電話自粛の呼びかけの動きが静岡県から始まり、全国的な広がりとなっています。
静岡県では石川嘉延知事が先月、「振り込め詐欺撲滅宣言」を発表しました。県民を被害から守るために警察とともに被害根絶に向け、全力で取り組むことを宣言。また県くらし交通安全室が中心となり、県庁挙げて犯罪不安ゼロ運動を展開しています。「振り込め詐欺」「子供の誘拐・連れ去り」「空き巣などの侵入窃盗」などを3本柱に被害防止に向けて取り組みを進めています。
最近では、他県の警察官や全国銀行協会を名乗り、詐欺で捕まった犯人があなたの名義で不正に口座を開設していると持ちかけ、キャッシュカードの変更を勧めて犯人が自宅まで取りに来るといった手口も出ています。こうした振り込め詐欺の被害拡大を受けて、警察庁は今月10月を「振り込め詐欺取り締り強化月間」として全国の警察が連携し、対策を進めます。このように警察、金融機関、県庁などの行政機関が連携を取り、振り込め詐欺防止対策を行っています。 |