第二話 龍井茶編
杭州市内から車で30分ほどの所にある龍井村。
ここが中国最高級の緑茶の産地です。

標高が少し高い所にあるからでしょうか、
龍井村に入ると、市内より空気がヒンヤリしていて澄み切った感じです。
茶畑は日当たりのいい急斜面にあります。
ただかなりの急斜面なので茶畑の上の方に行くには
山登りのような感じで、体力がいります!
茶畑の中を歩くだけで、私はよろよろ・・・・
でも、龍井では機械を使わず人の手で新芽を摘んでいきます。
この龍井の人々にとって4月5日は特別な日、
中国24節気のひとつ「清明節」です。
この清明節の前に摘んだお茶は「明前(めいぜん)」と呼ばれ
龍井茶の中でも最も高い値がつきます。
年に一度のビッグチャンス!
過去にはなんと500グラムで1000万円の値がついたこともあるそうです。
中国の物価を考えると驚くほどの値段です。
地方からの出稼ぎの人の手をかりながら、
一つ一つ丁寧に摘み取られていく龍井茶。
ニーハオ浙江第二話では、この龍井村の清明節の一日を
追いました。

そして私も龍井村で明前茶をいただきました。
その香りの強さにビックリ!
春の若葉のようなフレッシュで、爽やかな香り、
そしてほのかに甘くて、春の息吹が感じられます。
高値の理由がちょっとだけ分かったような気がしました。
私が飲んだのは100グラム5000円の明前茶。
龍井茶の人気は高まっていて、値段も年々高くなっているそうです。
そして、龍井の人々の生活は格段に向上しました。
静岡ではお茶は生活とともにあって、誰でも飲めますが
この龍井茶、特に明前茶は中国の中でも特別な人の
特別な飲み物になっているようでした。
2007年07月13日|水野